菫仙会恵寿総合病院

理事長・院長 神野正博

【病院紹介】

◇ 開設年月日 昭和9年9月11日
◇ 病床数 454床(一般) ◇従業員数  616人(平成11年4月現在)
◇ 診療科数  20科 ◇基準看護 2.5:1(A),10:1看護補助
◇ 平均入院患者数 11,579人/月(平成10年度平均)
◇ 平均外来患者数 25,415人/月(平成10年度平均)
◇ 関連施設 田鶴浜診療所(19床)・鳥屋診療所、老人保健施設「和光苑」(150床)
老人保健施設「鶴友苑」(50床)・在宅複合施設「ほのぼの」(30床)
(社会福祉法人)身体障害者更生援護授産施設「青山彩光苑」(180床)
特別養護老人ホーム・ケアハウス(100床):平成11年9月オープン予定
恵寿鳩ヶ丘病院(143床):平成12年4月オープン予定

【品質保証】
過去における日本経済隆盛のきっかけを作ったのは品質管理であることは周知の事実である。その後のバブルの崩壊を経て、量の時代は終焉を
告げ、再び質の時代が到来した。医療においても、患者の意識の高揚、病院間の競争につれ、今更ながら質の管理の重要性がクローズアップされてきている。
当院における品質管理のツールとして、TQM(TQC)の推進、医療機能評価受審(平成10年3月認定)、クリティカルパス作成の推進をあげている。特にQC活動は、ボトムアップの改善活動と位置づけ、院内のQC委員会、QC推進委員会を中心に、昭和63年3月に「ふれあいサークル活動」として導入した。年2回の発表大会を設け、本年の9月には第23回大会を予定している。活動方針として「一.患者様本意のサービスを積極的に提供しよう。」「一.人間性を尊重した生きがいのある明るい職場づくりをしよう。」「一.自己研鑽を積みチャレンジ精神を発揮しよう。」を揚げ、関連施設を含めて35サークルに年1回の発表を義務づけている。
最近の2〜3年は、TQMに向かい変革途中であり、部署間の連携による情報の共有化やクリティカルパスの推進などをメインテーマとして揚げ、今年度はリスクマネージメントをメインテーマに活動を行う予定である。また、発表後の歯止めや水平展開も重要視している。
今後DRG/PPSの導入等、大きな制度変革が予測されている。そのような中で、自院の持つさまざまなノウハウ、知識を蓄積し、変革にすばやく対応していくというKnowledge ManagementのツールとしてTQM活動がますます重要になっていくものと思っている。

病院ホームページ http://www.keiju.co.jp