参考文献の紹介

―石川馨:「TQCとは何か―日本的品質管理」,日科技連,1996年(初版1981年)
  * 日本的品質管理の考え方をわかりやすくまとめた、決定版とも言える名著
―長田洋編著: 「TQM時代の戦略的方針管理」、日科技連,1996年
―赤尾洋二編:「方針管理活用の実際」、日本規格協会、1996年(初版1989年)
  * 質経営の基礎とも言える方針管理の考え方と適用の実際をわかりやすく解説。
―赤尾洋二,小浦孝三:
    「TQMの基本と今後の展開」(品質月間テキスト277)、品質月間委員会,1998年
  * TQMの基本的な考え方をわかりやすく説明した普及版の小冊子。
―飯塚悦功編著: 「ISO9000とTQMの融合」、日科技連、1999年
TQMとの融合をめざして改訂作業が進められているISO9000の新しい考え方を解説し
  たもの。
―Wendy Leebov他 (神尾友和,杉浦和朗訳):「医療の質とサービス革命」、日本医療企画、1996年
  * 患者本位の医療と病院サービスを構築するための基本的な考え方を解説。
―立石春雄:「病院におけるTQM活動」、麻生飯塚病院、1998年(初版1994年)
病院のQC運動のTotal化を目指した麻生飯塚病院の取組み事例を具体的に紹介し、導入を計画している病院のための貴重な手引書となっている。
―飯塚病院:「ベストプラクティス」、日経メディカル開発、1997年
質の向上とコスト削減に向けて、経営改善事例,TQM活動など飯塚病院の挑戦を紹介している
―飯田修平編著:「病院早わかり読本」、医学書院、1999年
医療を取り巻く状況が変わりつつある中で現在の病院のありようと課題をわかりやすくまと
  めた格好の手引書。
―角田克彦他:「QC手法I,II,III」(問題解決に使う基礎手法シリーズ)、日科技連、1992年
  *QCサークル活動で用いられる各種手法をわかりやすく説明したもので、サークル活動のテキ
   ストに最適。
―Donald M. Berwick 他: 
“Curing Health Care” (A report on the national demonstration project on quality improvement in health care), Jossey-Bass, 1990年
米国医療が「改善」に取り組んだ全米実証プロジェクトでの知見を基に、日本的品質管理をを医療の文脈で読み解いたもので、今も広く読まれている教科書的な本。
―Ellen J. Gaucher 他:
    “Total Quality in Healthcare; from theory to practice” , Jossey-Bass, 1993年
米国でいち早く病院TQMに取組んだミシガン大学病院のリーダーが著わした病院医療にお
  けるTQMの意味と実践の解説書。
―Institute of Medicine:
    “To err is human; building a safer health system” National Academy Press, 2000年
「医療の質に関する全米プロジェクト委員会」の調査報告と提言で、米国における医療ミスの発生の現況と改善課題をまとめたもの。参考文献が充実。
外国雑誌
―“Journal on Quality Improvement”,
The Joint Commission on Accreditation of Healthcare Organization
―”International Journal for Quality in Health Care”
(The Official Journal of the International Society for Quality in Health Care),
Oxford University Press