
財団法人東京都医療保健協会 練馬総合病院
【病院概要】

【MQI活動の紹介】
当院の、医療の質の向上(MQI = Medical Quality Improvement)活動は、1996年(平成8年)に始まり、本年で5年目である。 活動の推進・運営は、MQI推進委員会(委員長:高原哲也(外科医師))を中心にして、活動の進捗管理、支援・教育などを
行っている。
委員の構成は、医師3名、看護婦4名、技師3名、薬剤師1名、事務員3名、計14名である。
MQIは、全部署、組織をあげての活動である。
活動は、職種横断的に共通性、連携を図るために、統一主題を掲げている。
1996年:「時間」、1997年:「情報」、1998年:「ながれ」、1999年:「しくみ」、2000年:「標準化」である。統一主題は、問題解決の切り口である。
チームは、職種横断的に編成し、必ず医師がメンバーとして参加する事を義務づけている。
年間14〜16チームが活動し、活動期間は約8〜9ヶ月である。
活動は、QC7つ道具などのQCツールはもちろんのこと、6σ(six sigma = GE社、SONY社などが取り入れている品質管理の手法)、QFD(Quality
Function Deployment = 品質機能展開)や方針管理、クリティカルパスの考え方や手法を取り入れている。最適な道具を効果的に使うことが目的である。
活動の報告は、「MQI発表大会」として、例年11月下旬〜12月の土曜日に練馬区役所多目的ホールで開催される。練馬区長、医師会長、区民、そして外部の病院や研究者も参加して行われる。
また、近年外部からのMQIに対する反響も多く、海外研修生の受け入れ(通産省や厚生省の外郭団体主催の品質管理研修の一環)を5回、企業の品質管理活動での事例発表なども行った。
【昨年の活動状況】
統一主題は、「しくみ」である。
1999年12月の発表大会では、地域の方や報道関係、研究者、病院施設などより約70名の参加をいただき、200名を超える大会となった。
? それぞれの発表に対し、盛んな質疑応答が行われた。
また、本年3月には活動の標準化を目的にして、発表大会以降のデータ分析を含めた報告会を開催した。
【本年の活動】
統一主題は、「標準化」である。
3月14日キックオフ、4月7,10日テーマ選定説明会を経て、現在各チームでテーマ登録に向けて検討中である。
今後、月1回の割合でレビューを行いながら活動が進められる。
発表大会は、12月初旬を予定している。(当院ホームページや当紙面で公表予定)
【MQIに関するお問い合わせ】
〒176-8530
練馬区旭丘2−41−1
練馬総合病院
MQI推進委員会 事務局(菊井、古市)
Tel 03-3972-1001
Fax 03-3972-1031
E-mail info@nerima-hosp.or.jp
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